資産の記録を残そう
人生100年時代と言われるようになりました。ますます長期的な視点が求められます。特に資産の形成には時間がかかる為、長期に渡って見直せる・見通せる様に記録をつけておくのが大切です。早くから始めるのに越したことはありません。
ここでは、以下の指針に従って記録したいと思います。
- 毎週(毎月、あるいは四半期毎)に簡単にアップデート出来る
- なるべく自動化する
- 各項目を手で書き写す事によって確認することは重要である
- あまり変わらないものも含めて、資産を全て記載する
- 粒度(分類)は荒くて良い。例えば株式と債券の割合とかはこのレベルでは気にしない
数年前から始めて、徐々に変わっていますが、現在の記録法は以下のとおりです。
- google spreadsheetを使用する
- マネーフォワード等のツールもあるが、
- 資産状況を全て把握されてしまうかもしれないことに抵抗がある
- クレジットカードの請求額やポイントまで把握しようとは思わない
- 毎週土曜日(金曜日の米国株式市場が閉じた後)にiphoneの各金融機関のアプリ、金融機関のwebページ(とgoogle spreadsheetでのweb scraping)で金額を確認してspreadsheetの新しい列に書き込む。
- 資産総額以外に、預金の総額、リスク資産の割合、未実現利益(評価損益額)、利益率、ドル建ての資産総額を計算してその推移を見たい
最初に、現在の項目にした、2023/1/31から数日前までと、google spreadsheetにまとめ始めた数年前からのグラフを掲載します。google spreadsheetで作ったグラフです。縦軸は省略しました。各項目の説明とやり方を下に記載しました。
下の図では、その他の資産とそれを足した総合計はプロットしていません。株式投資に関して、それまでやっていた場当たり的に購入するやり方から、定期的に少しづつ購入、というやり方に2019年に変更して、google spreadsheetで金融資産を記録する様にしました。
現在の項目は以下のとおりです。証券口座はメインはSBI証券ですが、そこで買えない株式が買える、手数料が安い、などの理由で、SAXO BANKとinteractive brokers証券(以下IB証券)にも口座があり、適宜使用しています。
- 三菱UFJ銀行
- 単に円口座の残高のみアプリで確認して、手でspreadsheetに書き写します
- 三井住友銀行XXX支店の円口座(現在の住居に近い支店です)
- 単に円口座の残高のみアプリで確認して、手でspreadsheetに書き写します
- 住信SBI銀行
- 主に投資用の口座です。円口座とドル口座の残高をアプリで確認して、手でspreadsheetに書き写します
- SBI証券
- 2年程前から、「My資産」というページが出来たので、今年からそこに出ている金額を使うことにしました。書き写すのは、資産残高の総額、評価損益、国内株式(現物)、預り金(米ドル)とSBIハイブリッド預金です。預り金(円)は、「預り金自動スィープサービス」というのを申し込んでいるので、いつもほぼゼロで、投資信託の積立の直前にマイナス2万円とかになるのですが、少額なので無視しています
- SAXO BANK
- 現在は「D」の、外国株式(一般)USDという口座のみ使用しています。アプリで口座サマリーのページから、口座純資産と、現金残高、口座状況〜口座リスクのページから損益JPYという金額を書き写しています
- IB証券
- アプリで口座〜残高のページの流動性価値と現金の金額、口座〜市場価格のページの下の方の、未実現損益の金額を書き写しています
- 鎌倉投信
- 結い2101が始まった当初から2022年の春まで積み立てていました。現在積立は停止していますので、基準価格のみweb scrapingで入手して、spreadsheetの別ページで、総額と損益を計算しています。この値をcomand-shift-C(値のみをコピー)で書き写しています
- WealthNavi
- こちらも始まった当初面白そうだなと思い、積立を始めました。現在のリスク許容度は3です。こちらは土曜の朝7時以降に最新の値に更新されるので、アプリのホームページから評価額と利益を書き写しています。
3列目のSUMは、sumifでそれぞれの総額を計算するのに使います。合計の項目は以下の通りです。前の列をコピペすれば自動的に計算されます。
- 最初の4項目はsumifで合計します
- 「合計」は証券会社合計と銀行合計の和です
- 「現金」は銀行合計と証券会社現金の和です
- 「未実現利益率」は未実現利益を、証券会社合計から証券会社現金と未実現利益を引いたもの(=投資した金額)で割ったものです
- 「リスク資産の割合」は証券会社合計から証券会社現金を引いたものを合計で割っています。
- リスク資産の割合をチェックしています
「条件付き書式」を使用して、文字の色を、前回より減ったら赤で、増えたら緑になるようにしています。
前回から変動が大きい場合、セルのコメントを利用して、理由を記載しています。マウスが通るとコメントが見られるので便利です。例えばIB証券の現金が増えたセルに「TSM売った。200@$97.30。損益通算のため利益を出した」とか記載します。
最近為替が上がったり下がったりするので、「国内資産」という項目を作りました。厳密ではないかもしれないのですが、「国内株式」、「SBI証券の現金(円)」、鎌倉投信、銀行の円預金の総和となっています。これを「合計」から引いたものをドル資産として、為替レートで割って、ドルでも算出しています。プロットはしていません
その他の資産:いわゆる簡単に換金できない資産等を別のページにまとめて、合計の推移のみ記載しています。「利益」は計算出来ないものもあり、考慮していません。「合計」とその他の資産の和が総合計です。現在その他の資産の中には以下の項目があります。
- 金地金:重量がわかっていますので、現在の金価格のみweb scrapingして掛け算をして計算してます。オンスあたりのUSDの金価格をscrapingしていますので、為替レート、オンス→グラムへの変換、消費税分の加算をしています
- 仮想通貨:3年程前、1ビットコイン購入してその際70万円位だったと思うのですが、現在はもう少し高くなっています。調子に乗ってイーサリアムも2単位だけ購入したのですが、こちらは殆ど上がっていません。投資というより投機の様な気がするので、その他の資産に入れました。いずれにせよ、売却すると沢山税金を取られそうなので、損益通算できる損失が発生した時にでも売ろうかと思っています。もちろんこれからの値上がりも期待しています。
- 米国の厚生年金(TIAA):卒業後十数年米国で働いていたのですが、その際に加入していた年金です。webにログインすると現在価値が表示されるので、それを記入しています。40年位前、何も知らない時に株式半分・債券半分を選択して、以後変更していなかったのですが、私の年齢(生年)だと、66歳6ヶ月から年金が貰える様になるので、もうすぐです。


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