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米国株式定期買付のすすめ

 私がここ数年やっている、米国株式の定期買付のやり方を紹介します。 何らかの理由(例えば損切りしたとか)で証券口座に現金があると、じっと待っておられず、すぐに株式を買ってしまう、投資家向きでない性格の持ち主です。特に何らかの理由(例えば決算が悪かったとか)で以前から欲しいと思っていた会社の株価が10-15%下がってしまうと手を出してしまいます。その後数週間〜数ヶ月で更に30-50%下がってしまう事が何回かありました。評価レポートとか、買い付ける前に良く読んでいたにもかかわらず、です。最近ではリチウム関連の銘柄でやられました。 知り合いが、投資信託を毎日1万円ずつ購入している、という話をしてくれました。真似をして、S&P500の投資信託を毎日3, 000円ずつ買付してみました。2017~8年の事です。それなりに利益が出ていたのですが、2019年末に売却しています。(待てない性格ですね。。。) 前置きはこれくらいにして、現在のやり方を説明します。使用するのは住信SBIネット銀行とSBI証券の口座です。 現在では、SBI証券でのドル購入は手数料がかからない様ですが、以前は住信SBIネット銀行の定期積立が一番手数料が安かった(現在はこちらも無料)ので、毎日決まった額を積み立てるように設定します。為替の変動に対する分散にもなっています。私は円口座の入出金明細が見やすい様に、円で金額を指定しています。(指定する金額については後で書きます) 次に、SBI証券で、「米ドル定期自動入金」を設定します。こちらは、月の中で任意の5日を選んで、定期的に銀行のドル口座から証券のドル口座にお金を移動してくれるサービスです。私は 毎月4日、10日、16日、22日、28日に設定しています。 定期積立は週5日なので、微妙にズレるのですが、「変換する円の額」× 22日/月÷(5日/月)/最近の為替レートで概算の金額を計算して、ドルで金額を指定します SBI証券の外国株式の取引のページから、定期買付のタブを選んで、ティッカーを入力して買付日選択(曜日か日付を指定)、株数指定(毎回一株買う場合には金額指定は無意味)、外貨決済、預かり区分の指定をします 手続きはこれで終わりです。さて、現在買付中の銘柄と、これから買い付けたい銘柄をgoogle spreadsheetを使って管理します。例えば...

ツールは自分で作ろう

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 元々は「資産のシュミレーションをしよう」というタイトルの記事を書こうと思ったのですが、自分でプログラムを書いて計算してみよう、という話だけに終わってしまいそうだったので、もう一歩進んで、タイトルを変えました。 歳を取ると、研究やそれに付随する雑用以外にも色々やらないといけないことが出来てきます。その場合、多少は下調べした方が良いことが多いのですが、自分でツールを作って計算してみる事が出来る場合もあります。最近はChatGPTなどに問えば答えややり方を教えてくれるのかもしれませんが、前提となる知識だけで、自分で解析できることがあります。自分でやってみることの良い点は以下の様かと思います。 物事に対する理解が格段に深まり、専門家に相談する際にも話が弾む(話が進むかどうかは別) 関連する法律、税制や慣習等を知ることが出来る 重要なパラメタはどれか、を理解することが出来る。変えて試してみて、重要そうに見えるパラメタもそれほど重要で無いことを発見する場合がある 二つ以上のシュミレーションを組み合わせて総合的な計算が出来る。 特に、家計のシュミレーションは、自分で作れば、親の世代・子の世代・孫の世代を含めた収入と支出のシミュレーションを作ることが出来る。今の時代、皆さんの親と皆さんが同時に暮らす期間が数十年単位であることが普通なので、お互いを考慮せずにシュミレーションしてもあまり意味がない。 費用がかからない 頭の体操〜息抜きになる たまに、研究に役立つことがある 金融関係と住宅関係が多いのですが、これまでに、以下のような事で、ツールを作って自分で計算してみました。シュミレーションとは言いますが、確率変数を使ったものは少ないです。 貯蓄・投資〜老後の資産のシュミレーション 老人ホーム費用のシュミレーション ローンや借金のシュミレーション 不動産投資のシュミレーション 住宅の間取り図(壁の厚さ等も考慮してpyplotで作りました) 建物の壁や屋根のシュミレーション(断熱・壁内結露の計算。壁の内側から外側まで、素材と厚みを積層して、各深さでの湿度や温度を計算しました。アメダスで過去の気温や湿度の情報を得て計算しました) 木造住宅の断熱性能の計算(Q値(今は別の値が使われる様ですが)などを求めます。) トイレ・風呂等の個数のシュミレーション(ある人数が共同で暮らす場合、トイ...

旧NISAの振り返り

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多くの方は既にNISAを始めていて、来年からの変更に期待を寄せているのではないかと思います。新NISAに移行するにあたって旧NISAを振り返りたいと思います。 投資の格言の中でも有名なものの一つに「株式投資のパフォーマンスが一番良いのは死んだ人と投資した事を忘れている人」というのがありますが、旧NISAに関しては、ある年の投資枠は5年間再利用は出来ない為、銘柄をちゃんと選べば死んだ人と同等のパフォーマンスが上がる理屈です。果たしてどうだったか、検証してみたいと思います。言い訳になりますが、最初の頃は職場を異動して非常に忙しかったので、殆ど考えたり勉強したりせずに投資していました。 NISAが始まった当時に自分が何を考えていたのか、覚えていませんが、NISAにはそれ程期待をしておらず、配当が非課税という理由で2014、2015年には年末ギリギリにAGGという毎月分配の債券のETFを購入しました。毎月分配金はもらっていたのですが、2017年末に損失が出ていたので売却しました。その際「売却したら投資枠が復活する」と思っていたようで、復活せずに非常に残念だったことを覚えています。 2016年には、投資枠の半分を間違えて特定口座で購入してしまいました。間違えなかった方はひふみプラスですが、こちらも利益は出ていたのですが、先がなさそうだったので、2019年に売却しています。 2017年は年末にVTIという米国株式のETFに投資しました。 2018年にはVTIと、個別株のP&GとJNJに投資しました。 2019年には引き続きVTIを購入しました。 2020年はVIGという米国増配株のETFを購入しました。 2021年はVWOという新興国株式のETFを1月から6月にかけて毎日3株購入、という新しい手法で全額投資したのですが、2022年末にはかなりの損失を出しており、まだ下がって行きそうだったので売却してしまいました。今5年のチャートを見てみると、売却して良かったのかなと思います。 2022年は2017年分をロールオーバーしました。 2023年は2018年分をロールオーバーしました。 ということで、成績は以下の様になっています。利益の出ているETFも2022年には泣かず飛ばずだったとは思いますが、売却しても再投資出来ないことを知っていたので、ホールドできました。 個別の銘柄で...

資産の記録を残そう

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人生100年時代と言われるようになりました。ますます長期的な視点が求められます。特に資産の形成には時間がかかる為、長期に渡って見直せる・見通せる様に記録をつけておくのが大切です。早くから始めるのに越したことはありません。 ここでは、以下の指針に従って記録したいと思います。 毎週(毎月、あるいは四半期毎)に簡単にアップデート出来る なるべく自動化する 各項目を手で書き写す事によって確認することは重要である あまり変わらないものも含めて、資産を全て記載する 粒度(分類)は荒くて良い。例えば株式と債券の割合とかはこのレベルでは気にしない 数年前から始めて、徐々に変わっていますが、現在の記録法は以下のとおりです。 google spreadsheetを使用する マネーフォワード等のツールもあるが、 資産状況を全て把握されてしまうかもしれないことに抵抗がある クレジットカードの請求額やポイントまで把握しようとは思わない 毎週土曜日(金曜日の米国株式市場が閉じた後)にiphoneの各金融機関のアプリ、金融機関のwebページ(とgoogle spreadsheetでのweb scraping)で金額を確認してspreadsheetの新しい列に書き込む。 資産総額以外に、預金の総額、リスク資産の割合、未実現利益(評価損益額)、利益率、ドル建ての資産総額を計算してその推移を見たい 最初に、現在の項目にした、2023/1/31から数日前までと、google spreadsheetにまとめ始めた数年前からのグラフを掲載します。google spreadsheetで作ったグラフです。縦軸は省略しました。各項目の説明とやり方を下に記載しました。 下の図では、その他の資産とそれを足した総合計はプロットしていません。株式投資に関して、それまでやっていた場当たり的に購入するやり方から、定期的に少しづつ購入、というやり方に2019年に変更して、google spreadsheetで金融資産を記録する様にしました。 現在の項目は以下のとおりです。証券口座はメインはSBI証券ですが、そこで買えない株式が買える、手数料が安い、などの理由で、SAXO BANKとinteractive brokers証券(以下IB証券)にも口座があり、適宜使用しています。 三菱UFJ銀行 単に円口座の残高のみアプリで確認して...